JICAフォローアップ

2007.11.7

都市地震防災に関するワークショップを

JICA元研修生と現役生とで合同開催

写真説明

1.2004-2007研修生全員と

2.2004-2006研修生と

3.2007研修生と

JICAフォローアップ研修

11月7日(水)にJICA兵庫国際センターにおいて、都市安全研究センターとJICA兵庫が協力して、都市地盤防災に関するワークショップを開催しました。本ワークショップは、都市安全研究センターが2004年度より継続して実施しているJICA集団研修「大都市地盤災害軽減のための総合戦略」の2004-2006年度の元研修生から11名を招き、今年度の研修生12名と合同で、「JICA研修で得られた研修知識を自国での災害軽減にどう活かすか?」と「今後のJICA研修に望むもの」の2テーマを中心に、一般参加者もお招きして、ワークショップで討論・情報交換を行いました。元研修生を日本に呼び戻して、JICAフォローアップとして研修する企画は、国内初めての試みです。開会式においては、神戸大学より薄井洋基副学長、JICA兵庫国際センターより森川秀夫所長のご挨拶を頂き、豊田利久氏(広島修道大学教授、神戸大学名誉教授)、フォアド・ベンドミラッド氏(国際大都市地震防災機構EMI会長)の基調講演に続き、上記2テーマのパネルディスカッションが行われました。元研修生11名(アルジェリア1、イラン1、ヨルダン1、トルコ1、タイ2、フィリピン2、ミキシコ2、ペルー1)と現研修生12名(ニカラグア1、パナマ1、ベネズエラ1、コロンビア1、チリ1、インドネシア2、フィリピン2、インド1、トルコ1、アルジェリア1)との間で自然災害の軽減等の具現化について熱心な討論が行われ、現研修生に大いに刺激を与えました。内容は神戸新聞11月8日朝刊にも掲載されました。また、元研修生・現研修生と薄井洋基副学長(元都市安全研究センター長)他、新旧のJICA担当者との間で、親交を深める絶好の機会にもなりました。