「いのちの「水」シンポジウム ―緊急時用水確保に関する検証―」

平成22年1月15日、神戸国際会議場メインホールにて、神戸大学都市安全
研究センター主催で、「いのちの「水」シンポジウム ―緊急時用水確保に関する
検証―」を開催し、約400名の方々が参加されました。このシンポジウムは、
関係者及び一般市民の方々に対して、緊急時の用水確保に対する関心を高めるこ
とを目的として開催されたものです。

 災害発生後の緊急時に水供給システムはどうあるべきか、また、行政・企業・地
域住民がどう連携してそのようなシステムを構築・運営していくべきか、この点
について、研究発表ならびにパネルディスカッションにより議論検討を行いました。

 その効果として、神戸の経験や教訓にとどまることなく、その後の各地の実体
験を広く他の地域や今後の世代に語り継いでいくこと、緊急時の用水確保には、
自治体が核になって活動するだけではなく、地域のステークホルダーのそれぞれ
がこの問題の重要性を認識し、主体的に取り組むことが重要であるとの共通認識
が得られました。