東北地方太平洋沖地震への都市安全研究センターの対応

 

311日に発生した東北地方太平洋沖地震では、被災された方の数は16年前の阪神・淡路大震災を遙かに上回り、戦後最大の自然災害となっております。阪神・淡路大震災を経験した神戸から、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、これからの復興に向けて出来る限りの支援と協力をさせて頂きたい所存でございます。

今回の大震災の特徴は、その被災範囲の広域性と多様性です。大津波と地震動による災害、原子力発電所の被災、数百kmに広がる山間地と都市部での被災・避難・復旧・復興等々、阪神・淡路大震災とは大きく異なる問題に直面しております。当センターは多種・多様な構成員からなる都市の防災・減災について、総合的観点から研究して参りましたが、今回の大震災から、真摯に災害の複雑さを学び、復旧・復興に向けて何らかの貢献を行うため、現在得られる災害情報を収集し、系統的に大震災から学び、互いに支援するための情報共有サイト(http://blog.goo.ne.jp/rcuss)を構築致しました。迅速な復旧・復興に向け、当センターも出来る限りの協力をさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。              

都市安全研究センター長 田中泰雄

 

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