Posted: Sat, 11 Feb 1995 09:42:04 +0900
Sender: ebina@teabreak.kobe-u.ac.jp (EBINA Kuniyoshi)


蛯名です。

多くの神戸大学の学生が,街に出てボランティア活動に励んでいる一方,
卒論・修論等を抱えた学生たちが,かなりの人数学内の泊まりこんで研究
に邁進しています。あまり表には出ませんが,これも,学生として,立派
な行動だと思います。震災直後は,ショックでみんな研究に手が付かない
ようでしたが,3月の卒業・修了を目指して大学に集まり,共同生活を営
みながら,研究を再開しました。

ここ,発達科学部でも,私のいる G 棟の一室(ふだんは自然環境論共同
研究室と呼んでいる)も,食料保管所兼調理室兼食堂兼宿泊所兼論文準備
作業室となって,卒論・修論の学生が利用しています。昨日は,教育学研
究科理科教育専攻の修士学位論文発表会があり,4人の学生がその研究成
果を発表しました。多分,他の建物や他の学部でも似たような事情ではな
いかと思います。

神戸大学内の一端をお知らせしました。

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 蛯名邦禎 (EBINA, Kuniyoshi)   
      神戸大学発達科学部 人間環境科学科 自然環境論講座
      Voice:  (078) 803-0926,   Fax:  (078) 803-0261