神戸大学都市安全研究センター
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平成18年度の都市安全研究センターのオープンセンター第1弾「防災・減災に関する公開講座」を,10月14日(土)10~13時に神戸市灘区役所との共催で灘区役所4階大会議室にて開催しました.参加者は75名でした.
講演会は,まず有木康雄副センター長による都市安全研究センターの紹介で始まり,センターの設立趣旨,役割や今回の改組のあらましなどの説明がなされました.引き続いて,以下の2つの講演が行なわれました. |
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石橋克彦先生による「神戸は再び大地震に襲われるか?」と題する講演では,”地震は自然現象だから止められないが,震災は私たちの努力で軽減できる”という力強いスライドで始まり,地震を表現する用語の正しい理解,地震のメカニズム,種類や東海,東南海,南海巨大地震について分かりやすくお話をしていただきました.
中尾博之先生による「広域災害医療チームの活動 −DMATとは−」と題する講演では,広域災害医療の現状やDMATの歴史,組織,活動状況について分かりやすく説明していただきました.トリアージ,START様式によって優先順位をつけて処置していく,厳しい現場状況のお話はかなりのインパクトではなかったでしょうか. |
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最後の会場からの質疑応答も活発に行なわれ,時間が若干オーバーするほどの熱気でした. また,講演会後の約1時間のフリータイムでは廊下に展示されたセンター研究紹介パネルを前に参加者と教員が気軽な雰囲気で意見交換が行なわれていました.
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